| 1964年東京で行われたトマス杯の日本代表選手であった永井栄一氏が、9月1日に亡くなられました。69歳でした。 永井栄一氏は、東京都の聖学院高等学校在学中、1955年神戸市で行われた第6回全国高等学校バドミントン選手権大会で学校対抗・シングルス・ダブルスの3種目でチャンピオンになり、全国高等学校バドミントン選手権大会史上最初の三冠を達成しました。聖学院を卒業後、立教大学に入学。大学2年生の時、1957年の全本総合選手権大会において片石兼敏氏とのダブルスで優勝し、翌’58年にはシングルスと並木伸裕氏とのダブルスで優勝、’59年には並木伸裕氏とのダブルスで優勝。ダブルスで全日本総合3連覇を成し遂げました。 1964年カナダ・オープンでは、堺栄一氏とのダブルスで優勝し、第6回トマス杯(1964年 東京)では、日本チームのキャプテンとして活躍されました。堺栄一氏とのダブルスでタイと対戦したときの映像を覚えている方も多いと思います。 日本のバドミントン界をリードされてきた方が亡くなられたことに、深い悲しみを覚えるとともに、ご冥福をお祈りいたします。
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